ワンルームマンション投資。長期修繕費計画
公開日:
:
最終更新日:2015/03/20
ワンルームマンション投資の経費と利回り
ワンルームマンション投資で気を付けるべきこと。
それは、長期投資がうまく回るかどうかを見極めること。
その一つにマンションの長期修繕費計画が適正に準備されているか?
必要な修繕費を集めることが出来ているか?
ここが重要になります。
では、実際に長期修繕費はどれくらいになるのでしょうか?
下記は、ワンルームマンションに限定した情報ではないですが、
マンションの長期修繕費ついて参考になる情報です。
少し古いですが国土交通省が発表した
「平成20年度マンション総合調査結果について」の資料の抜粋です。
まずは、長期修繕計画の準備状況です。
ワンルームマンションは投資用に売買されるためにほぼ修繕計画はあると思われますが
購入前に必ずご確認ください。
次に、以下は一戸当たりの月額の修繕積立金の平均値です。
なお、国土交通省は長期修繕費の積み立てについてガイドラインを出しています。
○ここで示す「修繕積立金の額の目安」は、
①主として区分所有者が自ら居住する住居専用の単棟型のマンションを対象に、
②長期修繕計画作成ガイドライン(平成20年6月国土交通省策定)に
概ね沿って作成された長期修繕計画の事例(84事例)を収集・分析し、
③新築時から30年間に必要な修繕工事費の総額を当該期間で
均等に積み立てる方式(均等積立方式)による月額として示したものです。
○事例のばらつきが大きいため、「平均値」とともに、
「事例の3分の2が包含される幅」をあわせて示すこととしています。
○超高層マンション(一般に20階以上)は、外壁等の修繕のための
特殊な足場が必要となるほか、共用部分の占める割合が高くなる等のため、
修繕工事費が増大する傾向にあることから、
【20階以上】の目安を分けて示しています。
また、それ以外のマンションのうち、特別避難階段等の設置が義務付けられる
15~19階のマンションについては、供給量が少なく、
目安算定に用いる事例も十分でなかったため、
【15階未満】の目安として示しています。
なお、15~19階のマンションの目安については、
【15階未満】の目安と【20階以上】の目安との間に収まるものと考えられます。
ご参考にしてください。
スポンサー リンク
関連記事
-
-
ワンルームマンション投資事例。給湯機の修繕工事費
ワンルームマンションよりも広い1LDK.60平米弱の物件の事例で
-
-
ワンルームリフォームとリノベーションの費用
現在の入居者が退去された後、リフォームを入れると思います。 その際に、管理をお
-
-
ワンルームマンション投資。管理業者の状況
ワンルームマンションに限らず、マンション管理は今後大きな問題にな
-
-
ワンルームマンションのリフォーム相場の比較(1)
ワンルームマンション投資において 入居者が出られた後のリフォー
-
-
ワンルームマンション投資。修繕積立金に注意
ワンルームマンション投資にかかる費用として 管理費の他に修繕積立費もあります。
-
-
ワンルームマンション投資。修繕積立金の値上げと管理費の相場
ワンルームマンション投資で完全に見落とすのが修繕積立金です。
-
-
ワンルームマンション投資。金利と返済期間とキャッシュフロー
ワンルームマンション投資を始めると 新築か中古の選択がある、と
-
-
ワンルームリフォームとリノベーションの費用の削減
ワンルームのリフォームやリノベーション費用は本当に頭を悩まします
-
-
ワンルームマンション投資事例。管理費の内訳
ワンルームマンション投資では、マンション全体として適正な管理費