積算評価
公開日:
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最終更新日:2015/03/14
不動産用語集
不動産で使われる積算評価とは、物件の価値を「担保価値」という観点で判断するために、一定のルールに従って物件の評価を出すことです。なお、積算評価で導出する価格を「積算価格」といいます。
例えば、土地価格を固定資産税路線価で計算する、など。
この積算評価は、銀行で融資を受ける時に重要となります。また、物件を売買する時もこちらの価格が一つの目安になります。
あと、投資用不動産の売買の場合は、投資としての収益性を考慮した価格(収益価格(別途ご説明))からの調整圧力がかかります。つまり、積算評価で良い数字がでても実際に賃貸する際に見込める家賃がそれに相当しない場合は、積算価格に対して割安な価格になります。
しかし、ワンルームマンションの場合は積算評価で土地の価格が出ません。多くの区分で分割するため。そのために、積算価格が実際の売買価格を大きく下回るケースがほとんどです。そのため、ワンルームマンションをローンで購入すると「信用棄損(別途ご説明)」が生じるケースが多くなります。
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